ブラジルとの出会い
登録日:2014年2月22日私は大学卒業後に電機メーカーに入社しましたが、入社当時は日本国内向けの市場を担当していました。入社してから4年が経ち、海外の市場開拓にチャレンジしたいという思いから異動を希望し、そして、命ぜられた配属先が「ブラジル」でした。
ブラジルは1億9000万人以上の人口(世界第5位)を有する巨大な市場があり、私のミッションはその新規市場開拓でした。近年ブラジルは国民の所得も年々向上しており、購買層が増加しているため、電化製品や自動車市場にとって非常に魅力的な市場となっています。
市場としての魅力だけでなく、ブラジルは鉄鉱石などの天然鉱物資源が豊富にあり、石油も自給している資源に恵まれている国でもあります。また、トウモロコシや大豆、牛肉の生産・輸出量はいずれも世界上位に位置し、ブラジルは今や世界有数の農畜産物供給国となっております。
日本企業にとって、ブラジル市場が魅力的というだけでなく、日本は資源や食料を輸入に頼っている割合が多いため、ブラジルの食料や資源の豊かさは、日本の将来とても大きな魅力になると感じております。
日本とブラジルの距離は遠く離れていますが、日本とブラジルの関係は深く、2008年にはブラジル移民100周年のイベントが開催され、今では約150万人の日系人がブラジルに在住しております。先人達が築いてくださったブラジルにおける、日本人に対する信頼感は日本企業がブラジル進出する際、そして、将来、日本が食料や資源の面で困ったときに日本の力になってくれると信じております。
現在、私はブラジルコンサルタントとして活動しておりますが、日本とブラジルの関係を次の100年に繋げられるよう活動することが、将来の日本を救う一助となるのではと考えております。
20年後、30年後に日本が困ったときに助けてくれるのは、近くの国々ではなく、地理的に一番離れたブラジルかもしれません。
萩島貴(はぎしまたかし)
1982年神奈川生まれ。法政大学社会学部卒業。
2005年松下電器産業株式会社(現パナソニック)に入社後、国内マーケティング本部にて白物家電の商品企画、販促、マーケティング戦略立案、ブランド変更プロジェクトに携わる。
2009年パナソニックブラジルにて、白物家電新規導入、ブラジル工場誘致プロジェクトに携わる。
2012年同社退社後、国際協力NGOにて、震災復興に従事した後、ブラジルコンサルタントとして独立。アヴァンテ株式会社を設立し、現職。
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