定番料理からスイーツまで、ブラジルで親しまれているレシピを紹介

（キッビ粉の肉団子フライ）

キッビは一般的に肉団子のフライのことを示すが、オーブン焼き、または生で食べることもあります。
元々中東の料理で、レバノンなどの移民がその料理をブラジルに広めました。今はブラジルでとても愛されている軽食です。伝統的なレシピはたくさんのスパイスを利用します。今回紹介するレシピは手軽に作れるよう、シンプルにアレンジしました。

①キッビ粉を洗い、１時間水に浸す。
②玉ねぎ（１個）とミントをフードプロセッサーで細かく砕いてから、
よく絞る。
③①の水を切り、さらに水分がなくなるまでしっかりと絞る。
④ボウルにしんたまのミンチと②、③、バター、塩をしっかり混ぜる。
⑤ラップをかけ、１時間冷凍庫にねかす。
⑥フライパンを火にかけ、サラダ油をひき、ニンニク、玉ねぎのみじ
ん切り（１個）を炒めてからランプ肉のミンチを入れ、塩、胡椒で味
を調えパセリを加える。
⑦具の粗熱を取ってから、手を水に濡らし、⑤の生地を適当な大きさ
に分ける。丸めてから真ん中に指を入れ、細長い器の形にしてから具
を中に入れ、しっかりと上を閉じて、ラグビーボール型に整える。
⑧揚げ油を１８０度に熱し、キッビを入れ、カリッとなるまで揚げる。

肉の種類
ブラジルは牛肉の部分が細かく分かれ、料理によって使い分けています。今回利用したしんたま肉（パッチニョ）とランプ肉（アウカットラ）はブラジル雑貨店の肉コーナーへ行けば、その場で好みの厚みやミンチ加工をしてくれます。