ブラジル料理の醍醐味シュラスコとは?
登録日:2012年2月1日
ブラジル料理レストランを訪れたことがある方なら、一度は見たことがあるブラジル風バーベキュー・シュラスコ。世界的に親しまれているシュラスコとはいったいどんなものなのでしょう。
シュラスコとはポルトガル語で「炭火バーベキュー」という意味ですが、ピカー ニャと呼ばれているイチボ肉をはじめ、ソーセージ、鳥ハツやコブ肉などなど、見慣れない大きなかたまりの肉を次々とテーブルで切り分けてくれるパフォーマ ンスが大きな特徴的です。実は、このような切り分け方をする独自のスタイルは、ブラジルを長旅するガウーショ達が発案した伝統的調理方法で昔から親しまれ ているスタイルなのです。
ガウーショとはブラジル、アルゼンチン、ウルグアイを跨るパンパと呼ばれる地方を長距離移動する人々のことです。ガウーショ達は、家畜とともに何十キロもの長旅をするブラジルのカウボーイで、何日も家に帰らず、旅を続けていました。家畜の餌として持ち運んでいた粗塩だけで肉を味付けするというシンプルな調理方法ですが、シュ ラスコは彼らにとって一番のご馳走となる食べ物でした。この調理方法はブラジルだけでなく、アルゼンチンとウルグアイでもカウボーイ達の間で親しまれ、次 第にシュラスコは粗塩のみの味付けではなくなり、調理に使用する墨や塩も良いものが追求されてから、現在の形となりました。
ちなみにアルゼンチンとウルグアイではアサードと呼ばれ(シュラスコとも呼ばれています)、ブラジル同様に伝統料理として親しまれています。
シュラスコはレストランではなかなか味わえない食べ方があります。それはフランスパンに挟んで食べる方法です。自家製ドレッシング・ヴィナグレッチを添えれば最高のシュラスコサンドになります。
ブラジル雑貨店ならお肉をシュラスコ用に切り分けてくれますので手軽に一般家庭のバーベキューコンロでもシュラスコを楽しむことができるでしょう。また、焼きあげる前にビールに少し浸しておくとお肉が軟らかく仕上がるので、興味のある方は一度ブラジル風バーベキューを試してみてはいかがでしょうか。
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