街で見つけた小さなブラジル ~ブラジルの食文化~ 2/2

登録日:2014年6月10日

~店舗紹介~

まず、今回取材させていただいたお店を紹介したいと思う。今回私たちは吉祥寺にある「ランチョネッチ&バール・アウボラーダ」で取材をさせていただいた。店長の黒澤さんはとても陽気で優しく対応してくださった。店名の「アウボラーダ」はポルトガル語で「夜明け」「曙」を意味しており、店長の黒澤さんが出版社に勤めていたのをやめ脱サラし、このお店を新しくスタートさせるという意味をこめてこの店名にしたそうだ。では、いよいよ料理の紹介に移りたいと思う。


~料理紹介~
 
フェイジョアーダは、黒豆とお肉の煮込み料理でブラジル国民に最も親しまれている。もともとは奴隷としてやってきた黒人が生み出したと言われている。ポルトガルやフランスの煮込み料理がもとになったとも言われている。この料理は堅い豆を一晩ふやかさなければならなく、手間がかかるためレストランで食べることが多い。その場合、水曜日と土曜日のお昼に食べることになっている。 


ムケッカ・バイアーナとは、干しタラと野菜をココナッツミルクで煮込み、デンデ(ヤシ油)で仕上げた北東部バイーア州の郷土料理である。バイーア州はアフリカからの奴隷の上陸地だったので、その影響でココナッツミルクを使用する。


コシーニャとは、ブラジルのチキンコロッケで、軽食として食べられています。鶏肉が基本だが、チーズやジャガイモが入ったのもある。キビは、ミントがきいたブラジル風ハンバーグである。もともとアラブの移民が持ち込んだもので、名前にはポルトガル語では使わない「K」がつかわれている。パステウは、牛ひき肉とチーズが入ったお惣菜系のパイである。揚げ餃子に似ているので、中華系の移民がもたらしたと言われている。


エスペチーニョは牛肉の串焼きで、ファロッファをかけて食べられる。コラソンは鶏のハツで、ブラジルでは丸ごと串に刺して食べる。リングィーサは燻製していない生ソーセージである。イタリア風ソーセージの流れを汲んでいる。


ピメンタという調味料は、日本でいうタバスコに近いものである。ブラジル国内のスーパーには何種類ものピメンタが売られており、ブラジルでは非常にポピュラーな調味料である。ピメンタはポルトガル語で「胡椒」や「唐辛子」といった意味の蔓状の植物で、赤色や黄色のものがある。調味料としてのピメンタの作り方は生のピメンタを瓶に入れ、そこにオリーブオイルと、カシャッサまたはビンガと呼ばれるサトウキビを原料とした蒸留酒を一対一の割合で注ぎ、二か月ほど常温で寝かせたら完成である。潰したにんにくやローリエを入れたりする場合もある。お店や家庭によって、辛さや細かい味付けはさまざまである。ブラジルでは、フェイジョアーダなどにかけて食べられている。ピメンタという植物をブラジルに持ち込んだのが、二十世紀前半にシンガポールからピメンタの苗を持ってブラジルを訪れた日本人の臼井牧之助氏であるという説もあり、日本とはとても関係の深い食材である。


ファロッファは、リングィーサや、日本でも有名なシュラスコなどといった、お肉料理や煮込み料理の付け合わせとしてよく食べられており、これまたブラジルではよく知られている料理である。ブラジルの家庭では、当たり前のように食べられている。作り方は非常にシンプルで、タピオカの原料であるキャッサバ芋、別名マンジョッカを粉末状にしたものを玉ねぎとともにバターで炒めて、塩で味を調えながら、全体が淡いきつね色になるまで炒めたら完成である。なかにはベーコンやお肉を一緒に炒めるものもある。また、キャッサバ芋の粉末を、味付けはせずに火にかけて炒ったものはファリーニャと呼ばれ、これはかつてアマゾンの先住民に食べられていた。日本人にはあまり馴染みのない味付けで、少しざらついた食感で薄味ながらクセがある。
 
カイピリーニャはポルトガル語で「田舎の娘さん」という意味を表す言葉で、ブラジルを代表するカクテルである。最近は日本国内やアメリカ、ヨーロッパでも人気が高まってきている。ブラジル国内では、その作り方が法律で定められているほど有名である。カシャッサをベースに、ライムジュースと砂糖と小さく切ったライムを、砕いた氷と一緒に入れ、スプーンなどでライムを潰しながら混ぜ合わせて作る。甘くてとても飲みやすいが、アルコール度数は二十五度以上でなかなか強いお酒である。ライムの風味がとても爽やかでさっぱりとしていて、ブラジルではとても人気がある。


 ~感想~
 ブラジル料理は比較的馴染みのないものが多いことがわかった。移民が持ち込んだ料理が多く、多国籍な文化を感じることができるブラジル料理は、とても魅力的だと感じた。シュラスコがすでに日本でも有名なように、ブラジルワールドカップやリオデジャネイロオリンピックなどの開催もあって、今後ブラジル料理がより日本に広まっていくのではないだろうか。

藤井ゼミD班
三年 鶴巻、小橋、大木
二年 世安、関、山本

取材協力:ランチョネッチ&バール・アウボラーダ

http://www.alvorada.jp/



ブラジル ランジェリーでボディすっきり!
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